令和 1年 12月
定例会(第4回)
令和元年第4回
韮崎市議会定例会議事日程(第1号)
令和元年12月5日(木曜日)午前10時
開会日程第1
会議録署名議員の
指名日程第2 諸
報告日程第3
会期の
決定日程第4
市長所信表明---------------------------------------出席議員(16名) 1番
中島美弥子君 2番
功刀正広君 3番
秋山祥司君 4番
金井洋介君 5番
木内吉英君 6番
小沢栄一君 7番
内藤正之君 8番
渡辺吉基君 9番
浅川裕康君 10番 守屋 久君 11番
宮川文憲君 12番
清水康雄君 13番
田原一孝君 14番
輿石賢一君 15番
一木長博君 16番
小林恵理子君
欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条の
規定により
出席した者の
職氏名 市長 内藤久夫君 副
市長 内藤一穂君
秘書人事課長 樋口治元君
総務課長 筒井清重君
総合政策課長 長谷川尚樹君
市民生活課長 野口文香君
福祉課長 横森弘樹君
産業観光課長 東條匡志君
健康づくり 長寿介護課長 貝瀬京子君
中山信次君
課長 建設課長 保阪昌春君
上下水道課長 高添直哉君
市立病院 会計管理者 宮澤祐仁君
仲澤俊彦君
事務局長 教育長 堀川 薫君
教育課長 佐藤道平君
---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長 功刀重文君
書記 清水淳子君
書記 木専林亮人君---------------------------------------
△
議長挨拶
◎
議会事務局長(
功刀重文君)
令和元年第4回
韮崎市議会定例会の
開会にあたり、
宮川議長よりご
挨拶を申し上げます。 (
議長 宮川文憲君
登壇)
○
議長(
宮川文憲君)
令和元年第4回
定例会の
開会にあたり、一言ご
挨拶を申し上げます。 本日、12
月定例会が招集されましたところ、
議員、
執行部各位には、本
定例会にご参集いただき、まことにありがとうございます。 今
議会は、
改選後初の
定例会であります。また、
改選から
常任委員会を
総務産業常任委員会、
文教厚生常任委員会の2つとし、任期も2年とするなかで、さらに効率的で開かれた
議会を目指し、気持ち新たに
議会運営を進めてまいります。 さて、先般発生いたしました
台風19号は、各地に甚大な
被害をもたらしました。幸い本市では、人命にかかわるような
被害は発生いたしませんでしたが、我々
議員も今回の
経験を生かし、課題を
検証する中で、
災害に備える取り組みを改めて検討していきたいと考えております。 また、11月16日に
感染が確認された
豚コレラ対応では、
経験したことのない厳しい
環境の
もと、
職員の
皆さん方には、適切かつ迅速に作業を遂行していただき、
計画どおりに終息いただきましたことに心より感謝を申し上げる次第でございます。 本日
開会いたします
定例会には、
市長から、
令和元
年度一般会計補正予算並びに条例の
改正ほか重要な
案件が提出されております。
議員各位におかれましては、
市長から提出された
案件に対し、各
常任委員会及び本
会議を通じ、慎重に
審議を、審査、また尽くされまして、円滑な
議会運営にご
協力を賜りますよう
お願いを申し上げ、
開会の
挨拶といたします。
---------------------------------------
△
開会及び開議の
宣告
○
議長(
宮川文憲君) ただいま
出席している
議員は16名であります。 定足数に達しておりますので、これより
令和元年第4回
韮崎市議会定例会を
開会いたします。 本日の
会議を開きます。
竹野税務収納課長は、所用のため欠席する旨の届け出がありました。
議長より
お願い申し上げます。 議場内での
携帯電話の電源は切っていただきますよう
お願いをいたします。 (午前10時00分)
---------------------------------------
△
会議録署名議員の
指名
○
議長(
宮川文憲君) これより
日程に入ります。
日程第1、
会議録署名議員の
指名を行います。
会議録署名議員に、2番、
功刀正広議員、15番、
一木長博議員を
指名いたします。
---------------------------------------
△諸
報告
○
議長(
宮川文憲君)
日程第2、諸
報告を行います。 先ず、
議会の
会務報告でありますが、第3回
定例会以降の
会議の
概要につきましては、お
手元に
配付した
報告書のとおりでありますので、ご了承願います。 次に、
監査委員から
地方自治法第235条の2第3項、第199条第2項、第4項及び第7項の
規定に基づく
例月現金出納検査並びに
行政監査、
定期監査等の結果の
報告は、お
手元に
配付のとおりであります。 次に、
市長から本
定例会に提出する
案件が送付されております。 お
手元に
配付の
議案目録(その1)のとおりでありますので、ご了承願います。 以上で諸
報告を終わります。
---------------------------------------
△
会期の
決定
○
議長(
宮川文憲君)
日程第3、
会期の
決定を議題といたします。 本件につきましては、
議会運営委員会が開かれておりますので、
議会運営委員長の
報告を求めます。
清水康雄議会運営委員長。 (
議会運営委員長 清水康雄君
登壇)
◆
議会運営委員長(
清水康雄君)
令和元年第4回
定例会の
開会にあたり、去る11月28日午前9時から全
委員の
出席と、
執行部から
内藤市長、
内藤副
市長、
筒井総務課長、
長谷川総合政策課長、
議会事務局から
局長、リーダーの
出席を得て
議会運営委員会を開催いたしました。 お
手元に
配付されております
令和元年第4回
韮崎市議会定例会議案目録(その1)のとおり、
提出議案の説明があり、本
定例会に付議することに決しました。 次に、本
定例会について慎重に審査した結果、お
手元に
配付の
会期日程表のとおり、本日から12月23日までの19日間とすることに決しました。 以上で
議会運営委員会の
報告は終わります。
議長をして、よろしくお取り計らいのほどを
お願いいたします。
○
議長(
宮川文憲君)
議会運営委員長の
報告は終わりました。 お諮りいたします。 本
定例会の
会期は、
委員長の
報告のとおり、本日から12月23日までの19日間とすることにご
異議ございませんか。 (「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
宮川文憲君) ご
異議なしと認めます。 よって、
会期は19日間と
決定いたしました。 なお、
会期中の
会議予定につきましては、
委員長の
報告のとおり、お
手元に
配付の第4回
定例会会期日程表によりたいと思いますので、ご了承願います。 また、
一般質問の要領など
申し合わせ事項につきましても了承され、
議会運営に
協力されんことを望みます。
---------------------------------------
△
市長所信表明
○
議長(
宮川文憲君)
日程第4、
市長所信表明を行います。
内藤市長。 (
市長 内藤久夫君
登壇)
◎
市長(
内藤久夫君) 本日ここに、
令和元年第4回
市議会定例会の
開会にあたり、提出いたしました
案件のうち、主なものにつきましては、その
概要を申し上げ、あわせて私の
所信の一端を申し述べ、
議員各位並びに
市民の
皆様のご理解とご
協力を
お願い申し上げます。
議員各位におかれましては、
さきに執行されました
市議会議員選挙において、
市民の厚い信頼と期待を担い、めでたくご当選されましたことを心からお祝い申し上げます。 今後とも、
市政進展のため、格別のご指導、ご
協力を賜りますよう
お願い申し上げます。 さて、東日本に大きな
被害をもたらした
台風19号は、県内で初めて
大雨特別警報が発表されたことにより、
市内全域に
避難指示を発令したところであります。 市が開設した
指定避難所と自主的に開設していただいた
地区公民館などに832世帯、2,040人の方が避難されました。 幸いにも
人的被害をはじめ、大規模な
土砂災害や
浸水被害などはありませんでしたが、倒木や
道路の通行止め、穂坂町と旭町などでは、長時間の停電が発生しました。 また、強風による屋根の一部破損や物置の
損壊、大雨に伴う
釜無川右岸堤防の浸食などがあり、各
地域の詳細な
被害状況につきましても、
地区長から
報告をいただいたところであります。 今後は、このたびの
経験を
もとにさまざまな
検証を行い、さらなる「安全・
安心に暮らせる強い
まちづくり」に取り組んでまいる所存であります。 なお、開催を予定しておりました
市制施行65周年
記念式典や「武田の
里フェスタ・韮崎」につきましては、残念ながら中止を余儀なくされ、
関係各位には多大なご迷惑をおかけいたしました。 先月16日に
市内の
養豚場において
感染が確認された
豚コレラにつきましては、発生直後から
防疫措置が実施され、これに
本市職員も4日間にわたり延べ130名が
協力する中、殺処分及び埋却などの措置が終了したところであります。 現在、さらなる
感染を防ぐため、県において
発生農場を中心とした
移動制限区域などを設定するとともに、
主要道路に
消毒ポイントと設置し、車両の消毒を継続しております。 過日の
市職員による
自動車運転事故につきましては、
関係者に多大なご迷惑をおかけしたことを心より深くお詫び申し上げます。
被害に遭われた方の一日も早い回復をお祈りしております。 今後は、さらに
職員の
交通安全意識を高め、
再発防止に取り組んでまいります。 さて、既に報道されているとおり、
文田健一郎選手が過日行われた
レスリング世界選手権で見事優勝し、2020年
東京オリンピック代表に決まりました。 先日、優勝の
報告に市役所を訪れていただいた際に、「これからもさらに練習し、完成した自分の
レスリングを見せられるよう頑張ります」と抱負を語ってくれました。
文田選手のご活躍を祈念するとともに、市を挙げて応援してまいります。 また、
本市出身の
落語家、
春風亭弁橋さんが山梨県では41年ぶりとなる「
二つ目」に昇進いたしました。 昇進後最初の
地元凱旋は、
韮崎大村記念図書館での「
昇進お披露目寄席」として開催され、多くの人が来場いたしました。 2人の若者の活躍は、
市民に喜びと活力を与えてくれました。 次に、本
年度の主な
事業の動向について申し上げます。 先ず、
市営総合運動場についてであります。 本年2月に設置いたしました
整備検討委員会において、
各界各層の
委員の
皆様にご
審議をいただき、
基本構想を策定したところであります。
整備予定地につきましては、
委員会での議論を踏まえ、
交通の
利便性、新たな
用地取得や造成に対する
財政負担、
管理の
分散化への懸念などを理由として現在地を選定いたしました。 今後は、各
施設の
配置計画や
民間活力の導入を含めた
事業実施手法の検討を進め、本
年度中に
基本計画を策定することとしております。 次に、
子育て環境の充実についてであります。
韮崎西保育園の
民営化につきましては、昨年8月に
評価検証委員会を設置し、多角的に
検証していただいた結果、
保育園運営や
保育内容、また
保護者との関係など、いずれの項目についても
満足度が高く、
財政負担の
軽減効果も認められることから、所期の目的を達成していると評価され、
韮崎東保育園についても
民営化することが望ましいとの結論をいただきました。 今後は、この
検証結果を踏まえ、準備を進めてまいります。 次に、文化・芸術の振興についてであります。
韮崎大村美術館において、初の試みとして「
ナイトミュージアム」を過日開催いたしました。 普段とは違う雰囲気の中、子どもから大人まで約300人の
来館者でにぎわい、芸術の秋を堪能していただきました。 また、今月7日から明年3月1日まで、「
追悼-堀文子展」を開催いたします。 惜しまれつつこの世を去った
日本画家、
堀文子氏の
美術館所蔵の作品の展示のほか、1月には
大村智館長による
ギャラリートークを予定しておりますので、多くの
皆様のご来館をお待ちしております。 次に、
公共交通網の
整備についてであります。 昨年10月より運行を始めた
市民バス竜岡線につきましては、さらなる
利便性の向上を図るため、明年2月より、
韮崎西中学校の生徒などの利用を考慮し、
若尾新田地区及び
市道大草1号線を経由するルートに変更いたします。 今後も利用しやすい
市民バスとなるよう、努めてまいります。 次に、魅力ある
観光施策の充実についてであります。 ユネスコエコパークに登録された
南アルプスや
市内から望む美しい富士山など、本市が有する
地域資源を広く全国にPRするため、このたび、
総合アウトドアメーカー、
株式会社モンベルの
フレンドタウンに登録することといたしました。 この登録により、約90万人の
モンベル会員に対して、ウェブサイトを通じた
情報提供が可能となることから、より効果的な
山岳観光等の魅力の発信を進めてまいります。 今後は、
包括連携協定の締結も予定しており、モンベルグループのノウハウを活用した
環境保全意識の醸成や
災害対応力の向上など、さまざまな
連携事業を展開し、
地域の
活性化を図ってまいります。 次に、
マイナンバーカードの
普及促進についてであります。
安心・安全で
利便性の高い
デジタル社会を早期実現するため、国では、強力に普及を推進することとしております。 これに伴い、本市では、「
マイナンバーカード交付円滑化計画」を策定したところであり、今後、制度の周知は
もとより、夜間の窓口を開設するなど、交付の促進に努めてまいります。 次に、本日提出いたしました
審議案件につきましては、
さきの9
月議会以降の新たな
行政需要に対応するため、
条例等の
改正のほか、
予算につきましても
補正の必要が生じましたので、対処いたしたところであります。 これにより、今
議会でご
審議を
お願いする
案件は、
報告案件1件、
予算案件4件、
条例案件1件、その他
案件2件であります。 先ず、
補正予算の
専決事項についてであります。
台風19号による住宅や
農業用施設の一部
損壊により発生した
災害廃棄物の
処理経費、
農業用施設の修繕、再建に対する
助成経費、市道や
公共施設の
災害復旧に要する
経費として、また、
モモせん孔細菌病対策のため、7,759万円の
増額補正の必要が生じましたので、
一般会計補正予算(第3号)を専決し、対処いたしたところであります。 次に、本
会議でご
審議いただく
一般会計補正予算について、その
概要を申し上げます。 今回の
補正につきましては、
個人市民税、
固定資産税の
増額補正、
人事院勧告に基づく
給与改定による
職員給与費の
増額補正及び
緊急性を生じた諸
事業を中心に編成したところであります。 先ず、
議会費につきましては、
議員報酬等の
確定見込みにより、441万4,000円を減額
補正しております。 次に、
総務費であります。
ふるさと応援寄附金の増収により、
返礼品の
購入費用等として、
ふるさと納税事業費に1,990万4,000円、
財政調整基金積立金に2,054万6,000円を追加計上するなど、
総額4,744万8,000円を
増額補正しております。 次に、
民生費であります。 平成30
年度の
障害者自立支援給付費等負担金などの精算により、
国庫支出金等返還金に1,381万5,000円、
受給対象者の
見込みにより、
児童扶養手当施行事業費に1,137万1,000円を追加計上するなど、
総額3,081万7,000円を
増額補正しております。 次に、
衛生費であります。
峡北広域行政事務組合の
ごみ処理特別会計負担金の
確定により201万6,000円を減額する一方、
市立病院の
診察室改修のため、
病院事業会計補助金に327万2,000円を追加計上するなど、
総額332万6,000円を
増額補正しております。 次に、
労働費についてでありますが、
光熱水費の不足が見込まれるため、
勤労青少年センター管理運営費を28万円
増額補正しております。 次に、
農林水産業費であります。
農業後継者が
経営規模の拡大を図るため導入する
農業用機械の
リース費用に対する助成として、
農業団体育成事業費に197万円、
被害防止のための
原材料費として、
有害鳥獣駆除対策事業費に105万3,000円を追加計上するなど、
総額546万5,000円を
増額補正しております。 次に、
商工費であります。
起業支援補助金や
小規模店舗改修費補助金の
申請件数の
増加により、
中小企業等支援事業費に207万8,000円を追加計上するなど、
総額294万8,000円を
増額補正しております。 次に、
土木費であります。
古川左岸道路整備負担金の
確定等により、
市単独道路整備事業費に2,336万9,000円、
道路の一部
詳細設計業務委託経費として、
市道穂坂97号線
道路整備事業費に2,387万円を追加計上するなど、
総額5,728万3,000円を
増額補正しております。 次に、
消防費であります。
峡北広域行政事務組合の
常備消防特別会計負担金の
確定により110万7,000円を減額する一方、老朽化した
防火水槽等の
改修経費として、
消防施設維持管理費に167万8,000円を追加計上するなど、
総額79万8,000円を
増額補正しております。 次に、
教育費であります。
円野屋内運動場建設予定地の
地図訂正の
経費として、
地域体育館建設事業費に370万円、
光熱水費の
増加により、
小学校運営事業費に282万1,000円、
中学校運営事業費に183万1,000円を追加計上するなど、
総額1,543万3,000円を
増額補正しております。 次に、
災害復旧費であります。
台風19号により
被害を受けました
黒沢川河川敷内の
榎田堰の
復旧経費として、8,000万円を
増額補正しております。 以上の結果、
一般会計補正予算額は2億3,938万4,000円の
増額補正となり、現計
予算額は150億9,843万4,000円となります。 次に、
特別会計、
企業会計の
補正予算案についてであります。
下水道事業特別会計につきましては、平成30
年度の
消費税額の
確定等により、
総額968万2,000円を
増額補正しております。
病院事業会計につきましては、
診療単価の
増加見込みにより
病院事業収益を1億1,736万4,000円、
病院事業費用も
薬品費や
職員給与費の
増額により6,773万9,000円
増額補正しております。 第一
鈴嵐恩賜林保護財産区
特別会計につきましては、前
年度繰越金を
財政調整基金に積み立てるため、116万円を
増額補正しております。 その他の
案件につきましては、いずれもその末尾に
提案理由を付記してありますので、よろしくご
審議の上、ご議決あらんことを
お願い申し上げ、私の
所信といたします。
○
議長(
宮川文憲君) 以上で、
市長の
所信表明は終わりました。
---------------------------------------
△散会の
宣告